赤ちゃんの食事の悩み解決体験談
離乳食・偏食・食べない悩みを実体験から解決します。
⚠️ 栄養・アレルギーに関する重要な注意事項 このページの内容は一般的な情報提供を目的としており、栄養指導や医学的なアドバイスではありません。離乳食の進め方、アレルギー対応、栄養バランスについては、必ず小児科医や管理栄養士にご相談ください。特に食物アレルギーの可能性がある場合は、専門医の指導を受けることが大切です。
離乳食から幼児食まで、子どもの食事は成長の大切な要素ですが、「食べてくれない」「食べこぼしがひどい」「栄養バランスが心配」など、悩みは尽きません。
2人の男の子の食事をサポートしてきた実体験から、本当に効果があった解決策と便利グッズをご紹介します。
最初は順調だった離乳食も、1歳半頃から急に食べなくなりました。作った離乳食を投げる、スプーンを受け付けない、機嫌が悪いと一口も食べない。毎日の食事が親子共にストレスでした。
色々なものをあげてみると、パンや唐揚げといった乾いた食べ物とチーズであれば食べられるということがわかりました。
栄養的には不十分な点があるかもしれませんが、まずは、子どものペースに合わせることから始めてみました。。大人の「食べさせたい」気持ちを一旦置いて、子どもの「自分で食べたい」気持ちを尊重しました。
実際に効果があった対策をこれからご紹介します。
環境を見直す
環境を見直す
食事に集中できる環境作りが最も重要です。集中という点では、テレビを消すのがベストかもしれませんが、我が子はテレビがついていた方が食が進むようでした。また、30分など適当な時間で切り上げる勇気も必要です。ダラダラ続けても疲れるだけで、食事の楽しさが失われてしまいます。
一緒に食べる効果
一緒に食べる効果
大人が美味しそうに食べる姿を見せることで、子どもの食欲を刺激できます。「美味しいね」「もぐもぐ」などの声かけも効果的です。食事は楽しいコミュニケーションの時間だと伝わります(おそらく)。
手づかみ食べを歓迎
手づかみ食べを歓迎
散らかることを恐れず、手づかみ食べを積極的に取り入れましょう。自分で食べる達成感が、食事への興味を高めます。食事エプロンや食べこぼしマットを敷けば、掃除の負担も軽減できます。
離乳食初期(5-6ヶ月)
離乳食初期(5-6ヶ月)
10倍粥から開始し、1日1回午前中に与えます。新しい食材は1つずつ試し、アレルギー反応を確認します。必要な道具は離乳食用スプーン、すり鉢、こし器です。
離乳食中期(7-8ヶ月)
離乳食中期(7-8ヶ月)
2回食に移行し、舌でつぶせる豆腐程度の固さにします。手づかみ食べが始まるので、フィーディングチェアとお食事エプロンが必要になります。
離乳食後期(9-11ヶ月)
離乳食後期(9-11ヶ月)
3回食になり、歯ぐきでつぶせるバナナ程度の固さに。手づかみ食べが本格化するため、食べこぼしマットとコップ練習用具があると便利です。
完了期(12-18ヶ月)
完了期(12-18ヶ月)
大人とほぼ同じ食事になりますが、薄味を心がけます。スプーン・フォーク練習が始まり、偏食も出始める時期です。
対策として食べこぼしマットを床に敷き、袖付きエプロンで服の汚れを防ぎます。吸盤付き食器はひっくり返し防止に効果的で、深めのお皿は食べ物をすくいやすくなります。
完璧を求めすぎず、1週間単位で栄養バランスを考えます。1日で全ての栄養を摂取しようとせず、色々な食材を経験させることに重点を置きます。
野菜嫌いの場合は、細かく刻んでハンバーグやお好み焼きに混ぜたり、果物で甘みをプラスしたりします。
外出先では食事エプロン、お尻拭き(ウェットティッシュ)、子ども用スプーン・フォーク、ストローマグがあると便利です。
外食時は子連れ歓迎の店を事前にリサーチし、子ども椅子の有無を確認します。取り分けしやすいメニューを選び、時間に余裕を持って行動しましょう。
食事の悩みは子どもの成長と共に変化します。完璧を求めすぎず、安全第一で楽しい雰囲気を作ることが大切です。
「今日は食べなかったけど、明日は食べるかも」くらいの気持ちで、気長に付き合うことが一番です。便利グッズを活用して親のストレスを軽減しながら、食事を通して家族みんなで楽しい時間を過ごしましょう。