子育てポートフォリオ

二人の子どもを育てる親が、実際に役立った・便利だなと感じたアイテムを紹介しています。

【完全ガイド】授乳用品の選び方・比較 - 哺乳瓶・搾乳器・授乳クッションのおすすめ15選

授乳用品選びの決定版ガイド。哺乳瓶、搾乳器、授乳クッション、調乳グッズまで、母乳・ミルク・混合育児それぞれに最適な商品を徹底比較。新生児から卒乳まで長く使える選び方をご紹介。

2025年9月27日

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子育てポートフォリオ

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【完全ガイド】授乳用品の選び方・比較 - 哺乳瓶・搾乳器・授乳クッションのおすすめ15選
授乳スタイル別の必要アイテム
🍼 母乳育児メイン

授乳は新生児期から1歳前後まで続く重要な育児の一つです。母乳育児、ミルク育児、混合育児のどの方法でも、適切な授乳用品が育児の質を大きく左右します。

本記事では、実際に2人の子どもを育てる経験から、授乳用品の種類と特徴、育児スタイル別の選び方、そして厳選したおすすめ商品15選を詳しくご紹介します。

授乳スタイル別の必要アイテム

🍼

母乳育児メイン

必須アイテム:

  • 授乳クッション
  • 搾乳器(手動or電動)
  • 母乳保存バッグ・容器
  • 授乳ケープ

あると便利:

  • 哺乳瓶(1-2本)
  • 乳頭ケアクリーム
  • 母乳パッド

🍼

ミルク育児メイン

必須アイテム:

  • 哺乳瓶(4-6本)
  • 乳首(成長段階別)
  • 調乳ポット・ケトル
  • 哺乳瓶洗浄・消毒グッズ

あると便利:

  • 調乳用水
  • 粉ミルクケース
  • 授乳クッション

🍼

混合育児

必須アイテム:

  • 哺乳瓶(2-4本)
  • 搾乳器
  • 授乳クッション
  • 調乳グッズ一式

あると便利:

  • 母乳保存用品
  • 授乳記録アプリ

哺乳瓶の選び方と比較

📊

哺乳瓶の基本知識

素材による違い

素材特徴メリットデメリット
ガラス熱伝導良好洗いやすい、臭い移りしない重い、割れやすい
プラスチック軽量持ち運び便利、割れない傷つきやすい、臭い移り
PPSU医療用素材軽量で耐久性高価格が高い

乳首の種類と選び方

  • 新生児(0-1ヶ月): SSサイズ、丸穴
  • 1-3ヶ月: Sサイズ、丸穴
  • 3-6ヶ月: Mサイズ、クロスカット
  • 6ヶ月以降: Lサイズ、クロスカット

🏆

哺乳瓶おすすめ5選

1. ピジョン 母乳実感 哺乳瓶

価格: ガラス1,650円・プラスチック1,320円(160ml)

総合評価: 4.8/5

特徴:

  • 母乳実感乳首: 母乳育児をサポートする設計
  • 豊富なサイズ: 80ml〜240mlまで対応
  • 赤ちゃん研究に基づく設計: 60年の研究成果

メリット

  • 母乳からミルクへの移行がスムーズ
  • 乳首の種類が豊富
  • 日本製の安心感
  • 入手しやすい

デメリット

  • 乳首が柔らかすぎる場合がある
  • 価格がやや高め

2. ドクターベッタ 哺乳瓶

価格: 2,750円(120ml PPSU)

総合評価: 4.6/5

特徴:

  • カーブネック: 自然な授乳姿勢
  • おしゃれデザイン: ギフトにも人気
  • PPSU素材: 軽量で耐久性抜群

メリット

  • 赤ちゃんが飲みやすい角度
  • 洗練されたデザイン
  • 医療用素材で安全性高
  • ゲップが出やすい

デメリット

  • 価格が高い
  • 洗いにくい部分がある
  • 他社乳首との互換性なし

3. MAM Easy Start 哺乳瓶

価格: 1,980円(160ml)

総合評価: 4.4/5

特徴:

  • SkinSoft乳首: 母乳に近い質感
  • ヨーロッパブランド: オーストリア製
  • シンプルデザイン: 洗いやすい形状

メリット

  • 乳首の質感が自然
  • コスパが良い
  • 洗いやすい
  • おしゃれなデザイン

デメリット

  • 日本での取扱店少ない
  • 乳首の交換品入手困難
  • 情報が少ない

4. コンビ テテオ 授乳のお手本 哺乳瓶

価格: 1,650円(240ml)

総合評価: 4.3/5

特徴:

  • お手本乳首: 哺乳研究に基づく設計
  • 成長に合わせたステップ: 明確なサイズ展開
  • 日本製: 安心の品質管理

メリット

  • 段階的な成長サポート
  • 飲みすぎ防止機能
  • 日本製の安心感
  • リーズナブル価格

デメリット

  • デザインが少し野暮ったい
  • 他社との互換性低い
  • 乳首の寿命が短め

5. チュチュベビー 広口タイプ 哺乳瓶

価格: 1,100円(240ml)

総合評価: 4.1/5

特徴:

  • 広口設計: 調乳・洗浄が簡単
  • お手頃価格: コストパフォーマンス重視
  • シンプル機能: 基本性能に特化

メリット

  • 圧倒的な価格の安さ
  • 広口で洗いやすい
  • 基本性能は十分
  • 入手しやすい

デメリット

  • デザイン性に欠ける
  • 乳首の質感が硬め
  • 付加機能なし

搾乳器の選び方と比較

🤱

搾乳器の種類

手動搾乳器

メリット: 安価、コンパクト、静音 デメリット: 疲れる、時間がかかる、効率悪い 適用: たまの使用、外出先での使用

電動搾乳器(シングル)

メリット: 手動より楽、価格バランス良 デメリット: 音が大きい、両胸同時不可 適用: 定期的な搾乳、職場復帰前後

電動搾乳器(ダブル)

メリット: 効率最高、両胸同時、時短 デメリット: 高価、大きい、音大きい 適用: 母乳育児メイン、頻繁な搾乳

🏆

搾乳器おすすめ5選

1. メデラ ハーモニー手動搾乳器

価格: 4,950円

総合評価: 4.7/5

特徴:

  • 2フェーズエクスプレッション: 自然なリズム
  • コンパクト: 持ち運び便利
  • PersonalFit乳頭: 個人に最適化

メリット

  • 手動なのに効率良い
  • 軽量で携帯性抜群
  • 母乳に優しい設計
  • 世界的なブランド信頼性

デメリット

  • 手が疲れる
  • 長時間使用には不向き
  • パーツが多い

2. ピジョン 母乳アシスト 電動handy fit+

価格: 16,500円

総合評価: 4.5/5

特徴:

  • 日本人の乳房研究: 日本人に最適化
  • 2ステップモード: 準備+搾乳
  • ハンディタイプ: コンパクト電動

メリット

  • 日本人向け設計
  • 音が比較的静か
  • 価格と性能のバランス良
  • 操作が簡単

デメリット

  • 吸引力がやや弱い
  • バッテリー持続時間短い
  • シングルポンプのみ

3. メデラ スイング・マキシ 電動搾乳器

価格: 29,700円

総合評価: 4.8/5

特徴:

  • ダブルポンプ: 両胸同時搾乳
  • Flex乳頭: 7サイズから選択
  • 病院品質: 医療機関でも使用

メリット

  • 最高レベルの効率性
  • 両胸同時で時短
  • 強力な吸引力
  • 医療機関レベル品質

デメリット

  • 価格が非常に高い
  • 大きくて重い
  • 音が大きい
  • 電源必要

4. カネソン エクスプレッサー 手動搾乳器

価格: 2,178円

総合評価: 4.0/5

特徴:

  • シンプル設計: 基本機能に特化
  • リーズナブル: お手頃価格
  • 軽量: 持ち運び楽

メリット

  • 圧倒的な価格の安さ
  • シンプルで壊れにくい
  • 軽量コンパクト
  • 入手しやすい

デメリット

  • 効率が悪い
  • 疲れやすい
  • プラスチック感強い
  • 機能最小限

5. リッチェル おでかけストローホッパー

価格: 1,320円

総合評価: 3.8/5

特徴:

  • 超簡易型: 緊急時向け
  • 使い捨て感覚: 衛生的
  • 携帯特化: 外出時のみ

メリット

  • 極めて安価
  • 携帯性最高
  • 洗浄が簡単
  • 気軽に使える

デメリット

  • 効率が非常に悪い
  • 本格使用には不向き
  • 耐久性低い
  • 機能最小限

授乳クッション・ケアグッズ

🛏️ 授乳クッション比較

1. 犬印本舗 授乳クッション

価格: 3,850円

特徴: C字型、洗濯可能、ベーシック 評価: 4.3/5 - コスパ最高、基本性能十分

2. MOGU 気持ちいい抱きまくら

価格: 6,380円

特徴: ビーズクッション、変形自在、多用途 評価: 4.6/5 - 快適性抜群、妊娠期から長期使用

3. エンジェリーベ マルチクッション

価格: 8,800円

特徴: 妊娠期から使用、高品質カバー、おしゃれ 評価: 4.4/5 - 長期使用、デザイン性重視

🧴

授乳ケア用品

母乳パッド

  • ピジョン フィットアップ: 136枚入り1,078円
  • ムーニー 母乳パッド: 68枚入り548円
  • メデラ 使い捨て母乳パッド: 60枚入り1,320円

乳頭ケアクリーム

  • ピジョン バーユ: 9g 1,320円
  • メデラ ピュアレーン: 7g 1,320円
  • ママ&キッズ ニプルケアクリーム: 8g 1,650円

調乳・ミルクグッズ

調乳ポット・ケトル

1. コンビ 調乳じょーず

価格: 8,800円 特徴: 70度キープ、保温機能、1L容量 評価: 4.5/5 - 専用設計で使いやすい

2. ティファール アプレシア エージー・プラス

価格: 6,600円 特徴: 銀イオン抗菌、0.8L、スタイリッシュ 評価: 4.3/5 - デザイン良、多用途使用可

3. ピジョン 調乳ポット かんたんミルクづくり

価格: 12,100円 特徴: 調乳専用、温度調整、保温・保冷 評価: 4.6/5 - 最高機能、価格高め

🧽

洗浄・消毒グッズ

洗浄ブラシ

  • ピジョン スポンジブラシセット: 880円
  • コンビ 哺乳びん野菜洗い: 1,045円

消毒グッズ

  • ピジョン ミルクポン: 60錠 1,078円(薬液消毒)
  • コンビ 除菌じょ〜ず: 4,950円(電子レンジ)
  • ピジョン ミルケース: 2,750円(煮沸消毒)

育児スタイル別おすすめセット

🤱

完全母乳育児セット(予算3万円)

  1. ピジョン 母乳実感 哺乳瓶(1本): 1,650円
  2. メデラ ハーモニー 手動搾乳器: 4,950円
  3. MOGU 授乳クッション: 6,380円
  4. メデラ 母乳保存バッグ: 1,980円
  5. ピジョン 母乳パッド: 1,078円
  6. メデラ ピュアレーン: 1,320円

合計: 17,358円

🍼

完全ミルク育児セット(予算4万円)

  1. ピジョン 母乳実感 哺乳瓶(4本): 6,600円
  2. コンビ 調乳じょーず: 8,800円
  3. 犬印本舗 授乳クッション: 3,850円
  4. ピジョン スポンジブラシセット: 880円
  5. ピジョン ミルクポン: 1,078円
  6. 乳首交換用: 2,200円

合計: 23,408円

🔄

混合育児セット(予算5万円)

  1. ピジョン 母乳実感 哺乳瓶(3本): 4,950円
  2. ピジョン 電動搾乳器: 16,500円
  3. MOGU 授乳クッション: 6,380円
  4. ティファール 電気ケトル: 6,600円
  5. 消毒・洗浄グッズ: 3,000円
  6. ケア用品一式: 3,000円

合計: 40,430円

月齢別授乳グッズの使い方

👶

新生児期(0-1ヶ月)

重点アイテム:

  • 授乳クッション(必須)
  • 搾乳器(母乳過多対策)
  • 哺乳瓶1-2本(混合の場合)

授乳頻度: 1日8-12回 1回量: 10-80ml(ミルクの場合)

🍼

乳児前期(1-3ヶ月)

追加アイテム:

  • 哺乳瓶追加(2-3本)
  • 外出用授乳ケープ
  • 調乳グッズ

授乳頻度: 1日6-8回 1回量: 80-120ml

👶

乳児中期(3-6ヶ月)

変更点:

  • 乳首サイズアップ(M→L)
  • 離乳食開始準備
  • 夜間授乳減少

授乳頻度: 1日5-6回 1回量: 120-200ml

🥄

乳児後期(6-12ヶ月)

減少アイテム:

  • 搾乳器使用減少
  • 母乳パッド不要に
  • 哺乳瓶→ストローマグ移行

授乳頻度: 1日3-4回 1回量: 200-240ml

安全な授乳のための注意点

⚠️ 哺乳瓶の安全使用

温度確認

  • ミルク温度: 体温程度(37-40度)
  • 確認方法: 手首に垂らして確認
  • 熱湯注意: やけど防止のため慎重に

消毒・清潔

  • 使用後すぐ: 洗浄してから消毒
  • 定期交換: 乳首は1-2ヶ月で交換
  • 保管方法: 清潔な場所で保管

🍼

搾乳・母乳保存の注意

保存期間

  • 室温: 4時間以内
  • 冷蔵: 24時間以内
  • 冷凍: 3ヶ月以内

衛生管理

  • 手洗い: 搾乳前の手洗い徹底
  • 容器消毒: 保存容器は事前消毒
  • 解凍方法: 自然解凍or湯煎解凍

まとめ:授乳用品選びの重要ポイント

🎯

選択の判断基準

  1. 育児方針: 母乳・ミルク・混合の方針決定
  2. 予算: 必須アイテムと便利アイテムの区別
  3. 生活環境: 住環境・外出頻度・保管場所
  4. 赤ちゃんの特性: 飲み方・成長ペース

📊

投資効果の高いアイテム

高優先度(妥協せず投資)

  1. 授乳クッション: 毎日長時間使用
  2. 哺乳瓶(メイン): 基本性能重視
  3. 搾乳器: 効率性が重要

中優先度(バランス重視)

  1. 調乳グッズ: 利便性と価格のバランス
  2. 消毒用品: 安全性確保
  3. ケア用品: 品質は重要だが高額不要

低優先度(基本性能で十分)

  1. サブ哺乳瓶: 最低限の機能
  2. 外出用グッズ: 使用頻度で判断
  3. 装飾品: 必要性を慎重判断

💡

最終アドバイス

授乳用品は赤ちゃんの成長とともに必要性が変化します。最初からすべて揃える必要はなく、実際の育児を始めてから段階的に買い足していくのが賢い方法です。

また、同じ商品でも赤ちゃんによって好みが大きく異なります。周りの評判だけでなく、実際に試してみて、あなたの赤ちゃんに合うものを見つけることが最も重要です。

安全で快適な授乳タイムで、親子の絆を深めてください。

免責事項: 本記事の価格・仕様は2025年9月時点の情報です。最新情報は各メーカー公式サイトでご確認ください。母乳育児や赤ちゃんの健康に関する判断は、必要に応じて小児科医や助産師にご相談ください。

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